長距離列車でアグラへ
前回記事はこちら↓
なぜかインドの列車は朝がいつも早かった。
この日の列車はニューデリー5:37発 アーグラー(Agra)という街に向かう。
アーグラーはタージマハルのある町。ニューデリーから少し南西に向かう。
アーグラーの玄関駅、アーグラー・カント駅までだいたい二時間ほど。
ウッタル・プラデーシュ州というインドで一番人口の多い州に属してる。アーグラーは人口約160万人 福岡市くらいなのか。(ビルは一棟も見てない…)
客室の車内はこのような感じ。
少し狭く感じるけれど、振動も少なく乗り心地は良かった。そして定時運行。
よく理解できずにチケットを取っていたらしく、すごく良い席だったみたいで紅茶とクッキーのサービスがあった。
アーグラー・カント駅に到着
どこにいっても人だらけ、そして男の比率がやけに多い。とてもむさくるしいのであった。
でもニューデリーよりは少しマシかな。
アーグラー・カント駅からアーグラの街までは結構離れていた。(今調べてみたら4キロくらい離れていてびっくりなんだけど)街まで歩いて行った。
道中はこんな感じ。動物だらけだ。
インドの洗礼だ。
アーグラ―の市街地近くにタージマハルはある。
街をぶらつく前に(というか宿を探す前に)タージマハルを見てしまうことに。
高校の世界史でインドの記憶はほとんど残ってないことが悔やまれる…
ワードは聞いたことあるんだけどってことが多いね。ムガル帝国のシャー・ジャハーン皇帝という人が大好きだった妃ムムターズ・マハルのために1653年に造られたものなのだそう。タージマハルを作った後、ムガル帝国は国が傾いたらしい。それだけのゴージャスさということですね。
早速中に入って、先に進みます。
多くの視線を感じる…
なかなか距離があります。上の写真が正門らしい。
この門をくぐると…
白亜~~やっと見えました。
もっと近づいて… 見知らぬ方の記念撮影も合わせてパシャリ…
1653年ということは日本は江戸時代ですね。日本にこんな立派な建物はあったのかな…
タージマハルの中に、少しだけ靴を脱いであがれました。
タージマハル側からの眺め こちらもなかなか綺麗ですよね。
近くで見るとこんな感じ。装飾が細かいです。
皆さん思い思いに楽しんでます。
あと、これは結構衝撃的だったんだけどインド人は仲良いと手をつなぐ??のかな。
同性同士で手をつないでいる人をかなり頻繁に見かけました。そして客引きのおじさんに手を握られることもこの後何度かありました…
この後、街に行き宿を確保。そのあと明日の鉄道のチケットを手配しにまた駅まで向かうことにした。
宿の食事と部屋はこんな感じ。カレーが飽きたからパスタにしてみたけど、手で食べる為だからかものすごく麺が短い…
腹ごしらえ済ませてオートリクシャでアーグラー・フォート駅(到着した駅とはまた違う駅)へ。宿の人に聞いたりしたのだろうか、アーグラー・カント駅とアーグラー・フォート駅を使い分けている理由を覚えていない…
道中の景色
躍動感のあるヤギ(?)
アーグラー・フォート駅周辺はオートリクシャだらけ。駅名の通りアーグラー・フォート(アーグラー城)というものが近くにあるからだろう。
この写真のように野外の床屋さんを見かけた。
アーグラー城もせっかくだから見学。
赤くて無骨なお城
ヤムナー河越しにタージマハルも見えた。
このあと宿に戻りひと休憩。暑さと喧騒と、現地の客引きに永遠に絡まれるので一回休まないと体力が持たない。
夜は現地で知り合った日本人と一緒にご飯を食べる。インドで日本人と会うとやっぱりすごく心強かったし嬉しかったな。これから行く街の情報を交換し合えるのもよかった。自分たちも2週間の長旅だったけど出会う人は大抵それ以上に長い人が多かった。
翌日、長距離列車でバラナシへ
次に続く↓↓