最終日 大連の街を散策
旅も最終日になりました。この日は、午後2時30分の飛行機で帰国の途に就く予定ですので、あまり時間がありませんでした。朝の7時くらいから散策を始めます。
前回の記事はこちらです。
澄み渡った青空です。道も広く、そして見える空も広く、すがすがしい限りの景色です。
大連駅まで、路面電車に乗ってみます。五一広場という停留所から乗りました。
あまりにも朝日を浴びた街並みが綺麗だったので、動画を撮ってみました。初めてYouTubeに動画をあげてみました。街路樹が青々しくて、街並みが綺麗です。
大連駅前に到着です。乗ってきた電車とレトロな電車のツーショット。
駅前には、高層ビルがそびえていました。
大連駅の方に行ってみます。上野駅を模して設計されたと言われているそうです。モダンな駅舎。
大連駅近くの旧連鎖街という、昔の日本人街を散策してみます。ここは、終戦までの間多くの日本人が暮らしていた街だそうで、日本人が引き上げたあと、中国人が暮らしているところだそうです。
駅前商店街のような感じ。
戦前の日本もこのような雰囲気だったのでしょうか。東京でもかつてはあって、もう残っていない景色なのかもしれません。看板とかは中国語なのに、なぜだかこの道の狭さと猥雑さは日本の地方都市の古い商店街を歩くような感じがします。何とも言えぬ日本的な雰囲気が漂っていました。
通りによっては、超高層ビルが良く見えます。時代の移り変わりを象徴するかのような景色。ちなみに旧連鎖街は今は電気街らしく、以前の秋葉原のような、よく分からない部品だらけのお店があったりと、散策には楽しい街でした。
旧連鎖街をあとにして、中山広場というところを目指します。
中山広場はロータリーになっていて、ここから大通りがニョキニョキと出ていました。ヨーロッパの街並みのようです。そしてこの広場の周りには日本が建設した銀行や旧大和ホテルなどの荘厳な建物が並んでいます。
広場が大きすぎて全体を地上から俯瞰することができませんでした。かっこいい建物が立ち並んでいます。そしてロータリーの交通事情がなかなかのものでした。運転してこのロータリーに入ったら永遠に周り続けてしまいそうです。
中山広場をあとにして、次はロシア人街というところがあるみたいなので目指します。
その途中のホテルにて。結婚式の準備をしていました。大々的、ホテル総出で祝賀ムードです。
国鉄の車庫がありました。
ロシア人街に着きました。可愛らしい建物が連なります。完全に観光地になっていて、お土産屋さんが立ち並びます。売っているのはマトリョーシカやチョコが沢山。その合間に大連の特産品として干物などが売っています。チョコの隣にするめが売ってたりするのが面白い。
可愛い犬が寝そべっていました。中国ではリードに繋がれていない犬が多くて、結構ドキッとするのですが、意外にもおとなしい子が多いイメージです。意外とリードなしでも人と共存できるのかもしれません。
大連駅に戻ります。
駅の売店。
また路面電車に乗り、興工街という繁華街の方に向かってみます。そろそろ荷物を預けているホテル方面に戻ります。レトロな車内。木の窓枠とか床とか大好きなのですが、耐火的に危ないのでしょうか…
ゆっくりと街を抜けながら、興工街に到着です。この路線(路面電車201路)はここが終点でした。
興工街と西安路という別路線の路面電車の駅の間が新しい市街地といった様子でショッピングセンターが立ち並んでいました。涼しい店内で少し休憩。空港までの行き方などを調べます。
ホテルに戻り、荷物を受け取ります。
大連の街ともお別れです。旅順にも足を延ばしたかったのですが、時間的に厳しく断念。しかし、そんなに気負いすることなく来ることができる場所なので、また再訪したいと思います。
大連地下鉄に乗って、空港へ。無事に予約をしていた大韓航空に乗ることができました。そしてあっという間に仁川へ。仁川でWifiを繋げたら、沢山のLINEやメールの通知が。中国滞在期間は何も通知とか来ずに、旅に没頭していたのですが、黄海を越えたら日常はすぐそこにあったみたいです。そして東京にもすぐに到着し、普段通りの満員電車で家路に着きました。
おしまい。