新潟旅行記Ⅰ・バスセンターと朱鷺メッセと燕市内をめぐる

今まで新潟に行った経験は、大学時代にサークルの合宿で行った越後湯沢と苗場や十日町くらいでした。改めて新潟の地図を眺めてみると、関東寄りの一部分しか知らないことに気づきました。

そしてそもそも新潟市って、イメージが全く沸かず、知識が無い…。そう、ふと気づいたのが新潟旅行に行くことにしたきっかけでした。

 

2019年5月27日~29日、一泊二日の新潟旅行の記憶です。

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仕事が早く終わり、帰りのホームで、途端に旅行を決めてみました。深夜バスで新潟市へ。ジャムジャムエクスプレスというバスだったような気がします。

 

恐らく、バスタから乗り込みました。当日の夕方に予約したため、良い席が残っておらず、なんと路線バスのような最後部座席の真ん中。かなり寝苦しかったのを覚えています。旅行の話から脱線しますが、この夜、自分がやっているバンドの曲がFMヨコハマで流れる日でとてもワクワクしながらバスに乗っていました。radikoのプレミアム会員のお試しに登録して初めてラジオから流れる自分の声と曲に感動したのは忘れられません。一応流れた曲のURLを貼ってみます。もしご興味があれば聞いてみてください。

soundcloud.com

 

話を戻します。深夜バスの醍醐味は途中のサービスエリアでの休憩な気がします。

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群馬県は赤城高原SAでの休憩でした。何をする訳でもないのですが、ガランとしたサービスエリアでコーヒーを飲んで、田舎の空気を吸いながらぶらぶらするのは特別感があります。

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そして朝6時に、新潟駅に着きました。南口に着きましたので、メインの方の万代口に周ってみます。

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日本海側随一の大都市の玄関口としてはいささか小さいような気がしますが、ノスタルジックな駅舎です。ところどころ工事が行われていましたので近いうちに建て替えるのでしょうか。

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駅前の街並みです。

あまりにも寝付けなかったのとシャワーを浴びたかったので、近くのネットカフェに入ります。2時間くらいゆっくりします。

 

新潟は市街地と駅が離れています。駅から1.5キロくらいあった気がします。途中でバスセンターのある万代を通り、信濃川を渡ります。

駅から中心部方向に歩きます。まずは朝食をと思い、有名なバスセンターのカレーを目指します。

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万代エリアに到着です。万代シティとして開発されています。

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バスセンターは昭和の香りが色濃いです。

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そして目当てのバスセンターのカレーのある万代そばが見えてきました。カレーを注文します。

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バスセンターのカレー。新潟一食目です。ボリュームが多く、そして何よりも黄色い!

バスセンターは2020年8月現在、耐震化工事をしており、万代そばは臨時的に移転しての営業中だそうです。工事が終わったら、このレトロな雰囲気ではなくなってしまうのでしょうか。カレーの味についてとても美味しいという話をよく聞きますが、正直私はちょっと苦手でした。黄色感(ウコン?)と小麦粉感が強かったので。(何故かインドのトラウマを彷彿とさせられました)

 

腹ごしらえの後は、再び歩きます。

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萬代橋を渡り、日本一長い川、信濃川を越えていきます。広いです。

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連接バスが通り過ぎます。新潟は市内の鉄道路線が少ないのでバス利用者が多いのでしょうか。

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橋を越えると随分、中心地の雰囲気になってきました。

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中心部付近にて。新潟市道路元標なるものがありました。この本町交差点というところが8つの国道の起点となっているらしく、それは全国一らしいです。この交差点のほど近くに宿を予約していたのですが、チェックインまでまだ時間があったので、散策してみます。朱鷺メッセという信濃川河口にあるタワーを目指します。

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西堀通りというところだったでしょうか、お寺が立ち並んでいる通りを歩きます。お堀があったりと昔の名残が残っていて歩いていて散策には楽しいところでした。

 

朱鷺メッセの対岸に着きました。

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近くにはみなとぴあという新潟市の歴史博物館もありますので、寄ってみました。江戸時代の頃、海運で栄えていた時の話などが詳しく説明されておりました。

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朱鷺メッセの見える対岸の公園のベンチで少し一休みと思ったらだいぶ寝てしまいました。よっぽど夜行バスが体に合わなかったのでしょうか…

 

小雨の降る中朱鷺メッセを目指します。歩いて15分くらいだったでしょうか。途中柳都大橋という橋を渡りました。新潟はお堀を整備した時に柳が並木として植えられたことから、柳都と呼ばれることもあるようです。

朱鷺メッセに隣接しているピア万代というところに飲食店が集まっており、そこに佐渡産の魚を使ったお寿司を提供してくれる弁慶というお店でお昼を食べることにしました。

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のどぐろなどを食べ、大満足です。

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ピア万代には魚屋さんなどもありました。のどぐろ、ほうぼう、ひらめ…美味しそうな魚が並んでいます。海産物が本当に豊かです。

 

腹ごしらえの後、朱鷺メッセの展望台に行ってみます。

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ベフコばかうけ展望室という事になっていました。さすが米どころ、そしておせんべいの大生産地です。

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まずは朱鷺メッセから日本海側の北西側を眺めます。日本海が広がっています。

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もう少し西側を眺めます。見えている橋が柳都大橋です。海沿いはずっと林が続いていますね。明日海まで散歩してみることにします。

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新潟駅まで戻り、列車に乗って少し遠出してみようと思います。新潟市中心部を走るバス路線はBRT(バス高速輸送システム)として整備されていて萬代橋ラインという鉄道路線のような呼ばれ方をされていて、バス停も他の路線とは別だったりします。色々なところから市街地に沢山集まってしまう非効率性を改善するために、萬代橋ラインから郊外へは乗り換えていくみたいなシステムにしたということだったはずです。宿泊したゲストハウスの方に聞いたら地元では不評ですよ…と言っていました。

 

新潟駅から燕市を目指してみます。新潟5大ラーメンと言われる燕背脂ラーメンというものを食べることが目標です。美味しそうなお店を見つけたのでそこを目標に。

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新潟駅から信越本線東三条まで行き、弥彦線に乗り換えて燕に向かいます。

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新潟駅から弥彦線に乗って、弥彦神社も目指したかったのですが本数が少なく断念。

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20分ほどで燕駅に到着しました。刃物のイメージのあった燕、街並みは古く、きれいな家屋が立ち並んでます。刃物や金属加工をする町工場があるのでしょうか。どこからともなくカーンカーンという金属を打ち付ける音も聞こえました。

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街並みが古く美しい家屋が続いてました。

杭州飯店というラーメン店を目指して田舎道を歩きます。30分くらい歩いた気がします。

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目当ての杭州飯店につきましたが、なんと臨時休業中……
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膨らんでいたラーメン欲が収まりません。失意の中、西燕駅から電車に乗り新潟市内に戻りました。

f:id:sampit77:20200919144618j:imageこの形の電車もめっきり見なくなりましたねぇ。

新潟市内の宿にチェックインをし、背脂系の新潟ラーメンを食して1日を締めました。

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つづく。