前回の記事ではナポリでのことを
イタリア旅行記・素敵なナポリ - 旅の記憶 前回からの続きです。今回はローマの後編!!
ローマ後編
ナポリからの日帰り旅行を終え、ローマに戻った僕はホテル近くの中華料理屋で夕食を。日本食レストランは滅多にないけど中華はよく見かける。中国人の店員さんは僕の顔を見てすぐに中国人ではないと判断したらしくボナセーラと声をかける。
食事をしている人たちは、中国人とイタリア人の夫婦、韓国人カップル、そして日本人の僕だった。みんなアジアの味が恋しくなったのだろうか。
次の日は、午前中ローマを観光し、昼過ぎに列車に乗ってシエナにいったん戻る予定。
今回はバチカンとコロッセオに行く。前編もそうだけど、結構舐めた態度でローマの観光資源に挑んでいます…時間を全くかけていないですが、振り返ります…!
この日のローマは快晴。Via Nazionale(ナツィオナーレ通り)
こじんまりとした綺麗な縞模様の教会。ホテルの近く(テルミニ駅から10分くらい)にあってお気に入りだった。
ナツィオナーレ通りを進むとPiazza della Repubblica(共和国広場)に。Repubblica駅から地下鉄に乗り込み、バチカン市国へ!
共和国広場近くにローマ三越がある。店舗の面積は超狭い。
ローマ地下鉄。落書きすごい、雰囲気悪い。物騒な感じです。ナポリよりローマの方が治安の悪さを感じる。気を付けた方がいい。Ottaviano駅までの乗車。途中テベレ川を渡るときに地上に出る。
Ottaviano駅からバチカン市国までは一直線。途中ガイドのボランティアみたいな人が話しかけてくる。ワッペンしていて一見本物そうだけど、真偽が分からず無視する。バチカン市国までの道は観光客だらけ。
バチカン市国のほど近く。Piazza del Rosorgimento 路面電車がズラリ。淡いカラーの車体は何か昭和を感じる…
一応この門が国境らしい。バチカン市国に入国。
道なりに50メートルくらいかな、歩を進めると…
サンピエトロ広場に出ます…!もうバチカン市国の心臓部に 正面はサンピエトロ大聖堂。そして右端に少し移っているのは入場する人たちの列。朝9時半頃行ったらもう並んでいました。セキュリティチェックだけなので案外並べばすぐですが
オベリスクはエジプトから西暦40年ころにエジプトから運んできたらしいです。そしてクリスマスツリーも飾られてました。
教皇や聖人たち…
やはり力というものはスケールの大きさと結びつくものなんですね…もう何もかもがでかいです。2000年前にエジプトから持ってきたオベリスクもばかでかい…
さあ、サンピエトロ大聖堂に入ってみましょう
内部はざっとこんな感じ マッジョーレ教会を見学した時と同じような気分に。中は煌びやかだけどものすごく厳かで落ち着いている。神聖さを感じます。一つ一つの彫刻とか絵の意味は分からないのだけど、異文化の中においても、共通した人々の祈りのようなものを垣間見れました。
サンピエトロ大聖堂側から広場を見ると… だいぶ見晴らしがよいです。写真右手側には郵便局があって、バチカン市国発行の切手とか記念硬貨が購入出来ておすすめです。
美術館とかまだまだ巡るべきところはあったのですが、時間的に断念…
バチカン市国を出国し、再びメトロの駅へ
ローマはヤシの木がちょくちょく植わっている。ヨーロッパの中では南国的な立ち位置なのでしょうか
テルミニ駅で地下鉄を乗り換えて、コロッセオ(Colosseo)駅へ
かの有名なコロッセオは超駅近 便利な遺跡だ
こんな感じ 中にも入れる。(時間的制約により入らず…)ローマはどこでもそうですが、観光客が沢山なので待ち時間などは覚悟した方が良いかもしれません。
同じ敷地内には、遺跡やコンスタンティヌスの凱旋門がある。
コロッセオは巨大です。一周しようと思ったけど4分の1周歩くのに5分くらいかかった
コロッセオ近く 遺跡の修復??地下鉄の工事??
コロッセオからヴェネチア広場まで続くVia dei Fori Imperiali(フォリ・インペリアリ通り)
通りには遺跡があったり 古代ローマの中心だったんだなと感じる
遺跡と今の建物が並んでたり この道はカヴール通りで、まっすぐ行くとローマテルミニ駅に続く
松の木の形が独特で面白いですよね。イタリアカサマツという種らしいです。
大道芸や絵売り、そして演奏している人がこの通りは多数。見晴らしが良く、面白い人もたくさんいるし、そして案外観光客もそう多くないので良い通りでした。
ふとコロッセオの方向に振り返ってみると…
10分くらいで、ヴェネチア広場に着きました。広場の周りはこんな感じ。
1911年に造られたヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂 逆光でうまく取れてませんが、すごくかっこいい(しかし周りの古代、中世の建築群と合ってないと一部からは非難されているらしい)
統一したイタリアの初代国王 ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世はミラノのガッレリアの名前にもなっている。
サンタ・マリア・ディ・ロレート(Santa Maria di Loreto)
ヴェネチア広場のロータリーは案外こじんまり
ヴェネチア広場からサンタ・マリア・ディ・ロレートの脇の小道を通って、ナツィオナーレ通りに出る。
振り返るとヴィトーリオ・エマヌエーレ2世記念堂が見える。
途中、水が止まらなくなっている蛇口が 後方にトンネルがあった。このあたりは結構起伏がある。ローマもうちょっとちゃんと滞在して地形とかも考えながら歩いたら面白そうだ。
ナツィオナーレ通りを途中で曲がり、サンタマリアマッジョーレ教会前の交差点で左折し、カヴール通りに。
お昼過ぎに、ローマテルミニ駅に到着。フィレンツェ・サンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ再び戻る。そしてシエナにいったん戻る
今回はフレッチャルジェント(銀の矢)に初乗車 フレッチャロッサより揺れる?